ICD埋込後の日記

突然の心室細動からICD(埋込み型除細動器)装着後の日々の生活について

埋込後の日々51 心療内科で考えさせられた

 今週は心療内科もありました。連日病院は忙しいですね(^_^*)

 病院に行く前に時間があったので職場の方(その方も別の理由で心療内科へ通っている)と話をしていたのですが、「心療内科への病院通いって終わりがあるのかね~」と、いう話題に。骨折とか、それこそ心臓病とかだと、まあ一定の治癒というものがあるのでしょうが、なんとなくの違和感とか、会社へ行きたくないとか、ICDが気になるとか、これって終わりがあるのか???

 まあ、そんな気持ちでいつも通り、「何か変わったことは?」「最近の体調はどう?」とか先生に聞いてもらう15分程の診療内科の診察終わりに聞いてみました、「先生、職場の方の心療内科通いを終わりにしていく努力にかかわるのは、自分自身にとって深みにはまっちゃいますかね?」っと。

 そこからの先生の言葉は素晴らしかったですね。仕事にストレスを感じて鬱になった現状(その部下のことですが)に対して、必要なのは今の現状で最大限できる仕事を行うことであって、結果的に治癒できている状態を目指すべき。

 薬を減らしたり、病院通いをやめることを目的とするのではない。いつの間にか結果的に治っているという状態をどう作っていくか。フルタイムで働こう、周りに迷惑かけない存在になろうと思うことがすでにストレスになっている。ストレスを感じさせず、今の自分でいいと思ってもらえるように、感じてもらうこと。そこをわかっている上司が非常に重要。もし、勝手に治ったと判断してフルタイムで働いて、もう1回働けない状態になったりしたら、もう終わりですからね・・・(。-`ω-)

 熱い言葉に、部下のことを言われているのか、自分のことを言われているのか、わからなくなってきました。でも非常に響きましたね。今の自分でいい。今できる自分の状態でがんばっている自分に感謝していると言ってあげたい・・・そんな一日でした。