ICD埋込後の日記

突然の心室細動からICD(埋込み型除細動器)装着後の日々の生活について

埋込まで➅ 病棟での過ごし方

一般病棟では、なんだかんだで1か月半ほどを過ごした。後半は手術~回復~手術という感じだったから、結構スンナリと時が流れたけど、前半CCUから移動してきた際は、体は回復して元気なのに手術予定は未定(実際3度延期になった)で、外出許可も下りないため、かなり暇だった。

薬もないし、バイタルチェックといっても血圧を朝に計るだけ。看護師の優先順位も相当下だろうなーと思ったものだった。

ありがたいのは、スマホがあったこと。とにかくフル活用して時間を潰したが、今まで経験のないパケット制限を2か月連続で味わった。

あとは読書。1Fに簡易な図書館があったので、良く本を読んだ。おもしろかったのは、「深夜特急 沢木耕太郎作」。気楽に読めましたね。なかなか長時間集中して読むのは頭が疲れて難しかった。

大体の一日は、7時に起きて、8時に朝ごはん、9時に看護師挨拶とバイタルチェック、その後1時間半ほどかけて筋トレ&ストレッチ(この時にスマホアプリでラジオを聞いて)。終了後、1Fのファミマでコーヒー買って、読書。12時にお昼ご飯。13時から昼寝(ウトウト・・・)。14時ぐらいからまた読書。夕方ぐらいに妻がお見舞いに来てくれて、17時に夜の看護師に交代、18時に夕ご飯、19時にシャワー、22時に消灯、23時頃に寝る。

といった生活。まあ忙しく働いていた時から考えると幸せ&健康的な一日だけど、おじいちゃんになった気分ですわ。時間があるから筋トレはどんどんメニューが増えていって、看護師に引かれた( ゚Д゚)けど、体重が減っていくことだけが喜びという生活だった。地味っすね。